コードギアス反逆のルルーシュr2のネタバレストーリー考察!エンディングまで。c.c.の過去と正体とは?復活のルルーシュにつながる見どころは?【コードギアス考察】
コードギアスに地味にハマってるzigですこんにちは。 今回は「コードギアス 復活のルルーシュ」で、コードを継承したはずのルルーシュがなぜギアスを使い続けることが出来たのか?この疑問をルルーシュが「l.l」になったタイミングと併せて考察してみたいと思います。 シャルル 初心者向け簡単コード メーベル 雨とペトラ 花瓶に触れた シャルル 動画プラス 初心者向け簡単コード レディーレ シャルル (self cover) 動画プラス 朝を呑む 朝を呑む 初心者向け簡単コード シャルル … ここでふたたび欲望の残滓はルルーシュ達を取り込もうとします。黒い球体がより黒く染まっていき、直後に二人の周りに黒いモヤモヤが発生。そしてルルーシュとナナリーは抱き合ったままどこかへ落ちていきました。おそらくは欲望の残滓に取り込まれてしまったのではないでしょうか。ルルーシュはゼロレクイエムのために膨大な数の人の心を捻じ曲げ、多くの命を奪いました。ナナリーにも「卑劣」だと言われた力を使って。ただそれはすべて大きな目的のためでした。「君たち」は集合無意識で間違いないでしょう。ちょっと他に考えられません(笑この「ギアスを与えるだけではなく奪うことも出来る」という設定が今回出てきたのは、「達成人はコードを奪うだけじゃなく与えることも出来る」ことを暗に表しているのではないでしょうか。なので、コードは「一度人としての死を迎えることで発現する」というのは可能性が高いと思われますし、今回の考察でもこの説を採用します。というかもしルルーシュがコードを自分の意思で奪っていたとしたら、ゼロレクイエムの見方が大分変わりますね。ルルーシュは誰にも言わなかったけど憎しみを一人で背負い、死んだと見せてそれ以上に重い「死ねない」罰を自分に与えようとしてた・・・とか。つまり劇中描写以上にルルーシュがすさまじい覚悟でゼロレクイエムに臨んでいたという事になります。という事は結構な日数が復活にかかっていることになりますね。では、なぜ復活に時間がかかったのか?原因はやはりCの世界の理が乱れていたためでしょう。そして、その元凶はシャルルの「欲望の残滓」です。つまりルルーシュは、仮にコードを奪いたいと思っていたとしても奪えなかったことになります。今回は「コードギアス 復活のルルーシュ」で、コードを継承したはずのルルーシュがなぜギアスを使い続けることが出来たのか?この疑問をルルーシュが「L.L」になったタイミングと併せて考察してみたいと思います。それはできないと思ったため、ギアスを使うのをやめたのではないでしょうか。例えばシャルルはV.Vからコードを奪って継承者となりました。この場合は目の前にV.Vがいて、V.Vの身体からコード継承者の証である刻印(ギアスマーク)が消えれば間違いなくコードは自分のものになったと判断できます。使えるのなら「ギアスに加え」「ギアス以上の」といった表現になるはずです。なのでシャルルはその直後にルルーシュと対峙した際、ルルーシュのギアスを全く警戒していませんでした。むしろ殺せるものなら殺してみろと言わんばかりに挑発までしています。その結果シャルルは一度死亡し、復活しました。なので、コード継承者にもかかわらずギアスが使えるというのは明らかに矛盾しますよね。C.Cは死を望みながら、元来の優しさゆえか自らギアスを与えたものとの代替わりをしようとしません。マオが両目ギアス状態になってもコードを継承させずマオの前から姿を消していますし、ルルーシュの場合にしてもゼロレクイエム前で既にコードが継承できる状態になっていたはずです。「達成人」と言われていたシャルルはギアスの力が増大した「両目ギアス状態」でもギアスのオン・オフをしっかりコントロールできていました。描写は少ないですが、ルルーシュの記憶を改ざんするためギアスをかけた時も直前までシャルルの目は普通の瞳でした。そしてじわじわとギアスが発現していたのが確認できます。また、R2の前半主題歌「O2」の映像の中でもシャルルの瞳が通常状態からギアス発現状態へと移行する描写がありました。例えばシャルルはV.Vからコードを奪った後、ルルーシュのギアスで一度死亡⇒復活し、コード継承者となったような描写がありました。シャーリーやジェレミアに根回しをしていたことからも、「ルルーシュが生き返る可能性は十分ある」と知っていたと考える方がしっくりきます。なので、C.Cだけはシャルルとルルーシュが接触したあの場所でコード継承が起きた可能性を考えた。達成人のみ可能な「自分でギアスを与えていない者へのコードの継承」という手段を知っていたのです。あ、ちなみに「L.Lになったタイミング」というのはルルーシュがこの名前を名乗り始めた時ではなく、「正式なコード継承者となったタイミング」という意味です。つまり正式な後継者になってない時期があったという考察であることのネタバレになりますが(笑劇中何度も描写され、C.Cも明言しているとおりコード継承者はギアスが効きません。またC.Cはお飾りとはいえギアス嚮団の嚮主を長く務めていました。ギアスやコードに関して言えばシャルルやV.Vよりも遙かに長く関わっていることになります。なので、シャルルやV.Vすら知らない継承条件を知っていたとしてもおかしくはないでしょう。これはもう何の確証もない妄想で、なんとなく辻褄も合わないような気がするのですが、ルルーシュは劇中の描写を見るに達成人になったように見えました。なので、L.Lはコードも奪えるようになってるんじゃないでしょうか。そして、上記のセリフで「ギアスを奪おう」と言っているので、ギアス能力を奪うこともできるようです。旅と自由とコメダをこよなく愛し、かれこれ10年くらいネットからの収入のみで生活してる田舎住まいの自由人。そしてその継承描写から「ギアスの力の果て」はギアスの力が増大し、両目にギアスが発現した状態を指すと考えて良いでしょう。この状態までたどり着いたギアス能力者はコードを継承できるようになるわけですね。こうした描写からコードを継承していたとしても、一度人としての死を迎えなければコードは発現しないと考えられます。そして、コードが発現しない限りはコード継承を表す刻印(ギアスマーク)も現れないし、ギアスも今まで通り使えるのではないでしょうか(つまり、ルルーシュが皇道終盤までギアスが使えたのはこのため)。更にシャムナにギアスをかけた際、シャムナはルルーシュの目を見た瞬間に目を逸らすことが出来なくなりました。まだ命令を下されていないのにシャムナの瞳に赤い縁取りが現れ、ルルーシュの目を見るよう強制されたのです。そんなストーリーが続編の中で描かれるのも面白いのではないか?と思ったりもしてしまいます。その後欲望の残滓は砕け散り、ルルーシュは現実の世界で目を覚まします。C.Cは復活のルルーシュ劇中で「コード継承が不確定のまま、行われたのがゼロレクイエム」と言っていました。この言葉から、本当にルルーシュがコードを継承していたのか、C.Cにも判断が付かなかったことが伺えますね。ルルーシュが達成人になっていればC.Cのコードを奪うことが出来るはず。つまりいつでもC.Cの望みを叶えることが出来るわけですが、それをしていません。おそらく自分の罪に対するケリがつくまで待ってもらっているのでしょう。TV版ではマオが「君の心だけは読めないよ」とC.Cに言っていますし、「復活のルルーシュ」でもクジャパットのギアスがC.Cに効きませんでした。ではルルーシュの首を掴んだとき、シャルルがルルーシュにコードを継承させたのでしょうか?これらの点から、ルルーシュはシャルルとの接触時点では達成人ではなかったと考えるのが妥当です。また劇場版ではカットされていますが、TV版R2でC.Cがコードを継承させられた直後、なぜか殺傷されたような描写があります(その時の傷か、C.Cの左胸の下にはギアスマークのような傷が残っています。この傷は劇場版「興道」でも描写されました)。まあゼロレクイエムを経て復活するならコードの力が必須でしたし、ある意味予想通りの展開です。そして復活したルルーシュの胸元にはコード継承を表す刻印(ギアスマーク)が出現しており、C.Cも明言しているため間違いなく継承は行われています。嘆きの大監獄で復活したルルーシュはC.Cを助けるため、目の前にいたビトゥルの部下(名前忘れた)にギアスをかけていますが、この時ルルーシュはギアスのオン・オフを完全にコントロールしていました。コードを奪うことが出来るのは「達成人」のみです。ということは、ルルーシュが達成人になっていない限りコード奪取はできません。これはもう、Cの世界でシャルルに首を掴まれた時で間違いないですね。シャルルは消滅する直前まで手のひらにギアスマークがありましたし、ルルーシュに掴みかかる段階ではコードを確実に保持していました。Cの世界でシャルルが欲望の残滓となってからゼロレクイエムが行われるまでに少なくとも数ヶ月が経過しています。その間にシャルルの欲望の残滓は成長し、あのような形になったのでしょう。C.Cが劇中で口にしたセリフでもあります。そして、実際にC.Cがコード継承者の地位を継ぎました。また、シャルルはV.Vのコードを継承(強奪)しています。ですが実際にルルーシュ(虚)が復活したのはジェレミアの元に運び込まれてからと思われます。C.Cが皇道ラストシーンで「あの日の約束が果たされるのを待ってもいいのか」と口にした事からもその可能性が高いでしょう。復活のルルーシュのネタバレをガッツリ含んだ形で考察してますので、その点はご注意下さい。要するにシャルルが「嘘のない優しい世界」を作ろうとしたシーンが再現されたような状況です。これは「神を殺すこと」「嘘のない優しい世界を作ること」ですよね。その欲望の残滓(ざんし)が残っている。という事は、そのために必要だったコードも完全に手放していないのではないでしょうか。あるいはコードを手放さなかったが故に欲望の残滓という形でCの世界に残り続けることが出来たとも考えられます。なのでコードの継承が行われたとすれば、シャルルとルルーシュが実際に接触していたこの瞬間以外には考えられません。C.Cと共に人とは違う時を彷徨うルルーシュの目的は何なのか?ざっくり言えば「罪を償うこと」ですよね。おそらく具体的には覚悟のないもの・ふさわしくないものからギアスとコードを奪うことなんじゃないでしょうか。そもそもシャルルからルルーシュへのコード継承は「予想外」でなければ逆に不自然なように思います。つまりコード継承は対象が離れた場所にいる状態で行う事は出来ない。つまりシャルルがCの世界に飲み込まれかけた時、本人も予期していなかったコードの譲渡が発生してしまった。そもそも不死のはずのコード継承者がコードを持ったまま死ぬ(消滅する)という通常あり得ない状況になったことで、意図せずコードがルルーシュに継承されてしまったのではないでしょうか。C.Cはルルーシュにギアスを与えていますし、マオやマリアンヌにも与えています。C.C自身も前任者のシスターからギアスを与えられていますね。V.Vがシャルルにギアスを与えたというセリフも劇中に出てきます。つまり、ルルーシュはこの時点でも正式なコード継承者ではないということです。欲望の残滓が消えるのは物語終盤、ルルーシュとシャムナとの勝負が終わり、シャリオがスザクに敗北し、シャムナが作っていた「門」が破壊された後でした。欲望の残滓と思われる黒い球体が飛び散り、空から無数の「何か」が降り注いでいましたよね。ギアスを使わないと決めたルルーシュですが、正直この時点で有効な策は思い浮かんでいなかったのではないかと思います。このブログではサイト・ブログ運営ネタと併せて趣味やコメダネタを随時更新しています。「復活のルルーシュ」ではルルーシュがシャルルからコードを継承していることが判明しました。「また、君たちに助けられるか」という言葉から、助けられるのは初めてではないことになります。では、初めてはいつだったか?といえば「時の流れを止めないでくれ」というギアスをかけた時ですね。集合無意識はそのギアス(願い)の通り、未来を求め続けることを選びました。ルルーシュが望んだ通りに。要するにギアスの力が今までよりもかなり強力になっているという事ですね。C.Cもあくまでルルーシュの精神を取り戻すのが目的で、シャルルの欲望の残滓をどうこうしようとはしてません。「思いを残すな」と言っただけです。描写から見るとルルーシュが欲望の残滓に取り込まれてしまい、それをC.Cが探しているような印象でした。ですがC.Cはかろうじて欲望の残滓の中からルルーシュを見つけることに成功したのでしょう。シャムナとの勝負が終わったあと、ナナリーの意識を救い出すためCの世界へ入ったルルーシュ。これらの情報に加え、劇中描写から考えられる可能性を交え、考察を進めていきます。ちなみにルルーシュがナナリーの意識を探しにCの世界に入った時、気がついたナナリーは空に浮かぶ黒い球体を見て「あれは?」とルルーシュに聞いています。それに対しルルーシュは「さあ、多くの人の心残りとしか・・・」と答えました。というわけで、そもそもルルーシュはシャルルのコードを継承できないと考えられます。シャムナの「なりそこね」の意味と理由を考察してみた【コードギアス復活のルルーシュ】劇中で「達成人」と明言されたのはシャルル一人でしたが、シャルルは実際にV.Vのコードを奪いました。その後C.Cのコードを奪おうともしています。おそらくC.Cが拒否しなければ実際にコードを奪えていたでしょう。コードは継承すると「不老不死となる」「ギアスが使えなくなる」「ギアスが効かなくなる」といった設定があります。劇場版3部作は尺の関係もありTV版と若干展開が異なってはいますが、こうした設定が変わっている描写はないように思いました。ルルーシュがシャルルの遺志を継ぐような存在であればそれもあり得るでしょう。自分じゃなくても誰かが「嘘のない優しい世界」を作ってくれるなら継承するかもしれません。ルルーシュはこの時自分が助かるため、ここから抜け出すためにまた多くの人の心を捻じ曲げようとしている自分に気づいたのではないでしょうか。つまりゼロレクイエム実行段階ではルルーシュに見た目の変化はなく、コード継承を確信できなかったのでしょう。その影響があったのか、改めて集合無意識は「生きるとは言わない過去に等しい世界」を求めたシャルルを否定し、未来を求めたルルーシュに手を貸した。つまり、Cの世界に飲み込まれずに残っていたシャルルの欲望の残滓を消滅させ、ルルーシュをその中から救い出したのではないでしょうか。そもそも自分がギアス能力を与えてない相手でも継承が出来るなら、ギアス嚮団の嚮主をやっていたC.Cはいくらでもコードを継承するチャンスがあったのでは?と思えます。元々C.Cの前にも嚮団に別の嚮主がいたはずで、ギアス能力者もいたでしょうし、中には両目ギアス状態になった能力者だっていたでしょう。何の愛着もない相手にとっととコードを継承して死ぬって事も出来たはず。ギアス嚮団だってコード継承者だからC.Cを嚮主にしたわけで、別に嚮主がC.Cじゃなきゃ困る訳でもないでしょうし。しかし今は状況が違います。死ぬはずだったのに生き返ってしまい、本来関わるべきでない世界に個人的な理由で一時的に関わっている自分が、再び膨大な数の人の心を捻じ曲げてよいものだろうか?と。シャルルは「みんなひとつに繋がれば悲しいすれ違いのない、嘘のない優しい世界になるよね♪」というある意味お花畑な目的を持ってました。その欲望の残滓なので、残りかすになっても周りにある人の意識を取り込もうとするのではないでしょうか。欲望の残滓にC.Cとルルーシュが近づいた時、2人を取り込もうとするように周りにモヤモヤしたものが現れ、C.Cはルルーシュを見失います。このセリフも途中で止まってしまっているので何を言いたかったのかは正確にはわかりませんが、「罪」という言葉が出てくるのでそれに続くのは「罰」でしょうか。「俺のギアスは俺の罪だ。だから罰は受けなければならない」とかですかね。シャルルがV.Vからコードを奪ったように、首をつかまれた際にルルーシュがシャルルからコードを奪ったのではないか?とも考えられますが・・・これもあり得ないと私は考えます。シャルルは右の手のひら、ルルーシュは胸元に現れました。V.Vは劇中の描写だと背中にあったのではないか?と思われます。・・・とまあ少し話は脱線しましたが、シャルルのコードを引き継ごうとすればシャルルからギアスを与えられていなければならないはず。まず、ルルーシュはシャルルからいつコードを継承したのか?ここから考えていきましょう。というわけでコード継承は不確定のままゼロレクイエムが実行され、ゼロレクイエム後に初めてコード継承が確定。コードを不完全ながら継承していたルルーシュはゼロ(スザク)に刺されたことでコードが発現し、不完全ながら復活することが出来たのでしょう。まず最初に、コード継承に関する条件を再確認しておきたいと思います。ちなみにナナリーもここで何かに気づいたような表情をしていました。集合無意識は過去に死んだ人も含まれているとのことなので、既に亡くなっているユーフェミアなどの存在を感じたのかもしれませんね。また、コードの力を発揮したり継承するような場合、「実際に触れること」が必要な描写があります。例えば「達成人」シャルルがC.Cのコードを奪おうとしたとき、わざわざC.Cの腰に手を回していました。それ以前にV.Vのコードを奪うときも、直接接触するためにV.Vの前に現れたように見えます。シャルルは「神を殺す」ことを悲願としていました。そのためにコードの力は絶対に必要です。そんな力を消滅する直前だったとはいえ、手放すでしょうか?よりにもよって計画を阻止した張本人であるルルーシュに継承させるでしょうか。逆に言えばコード継承が間違いなくされているなら、継承直後に一回死ねば正式なコード継承者になる、という事ですね。ま、ただC.Cも「ルルーシュは死ぬつもりだった!これは私のわがままだ!」と言っているので、それはありえないと考えるのが自然でしょう。達成人設定に関しては考えると長くなるので別記事で考察してます。しかし、C.Cは達成人ならコードを対象制限なく譲渡することができる、と知っていたのではないでしょうか。C.Cはルルーシュに「秘密主義」と言われたり、普段から「聞かれてない事は答えない」スタンスです。話す必要が無ければ話さない可能性は十分ありますよね。しかしルルーシュはそれが出来ていません。ルルーシュはCの世界で両目ギアス状態になった後、普段は特別製のコンタクトレンズを装着してギアスの誤作動を防いでいました。ダモクレスでナナリーにギアスをかけた時もコンタクトレンズを外すような動作をしているので、この段階でもギアスを完全にコントロールできていません。これ以上罪を重ねるわけにはいかない。そして罰は受けなければならない。だからギアスは使わない。でも何としてもナナリーは助けてみせるといった決意を伝えようとしたのではないかと思います。というわけでルルーシュがコード継承後もギアスが使えた理由、L.Lとなったタイミングについて考察してみました。シャルルがコードを渡そうと考えていたとは思えず、そもそもシャルル⇒ルルーシュへの代替わりはできないはず。そしてルルーシュも達成人ではなかったためコードの奪取自体が不可能。「復活のルルーシュ」ラストシーンではL.LとなったルルーシュとC.Cの2人がギアス能力者と対峙しているようなシーンが描かれました。短いシーンでしたが、最後にルルーシュはこう口にしています。そう考えると、そんなC.Cに「死」を与えることが出来るのは達成人となったルルーシュしかいないように思います。覚悟なきものからギアスとコードを奪い、覚悟ある「後継者」が現れた時、ルルーシュはC.Cとの契約を果たし、また自身のコードを後継者に継承し、最後を迎える・・・あの場でコードの継承が起きたとすれば、可能性はこれしかないように思われます。その結果、精神が戻って復活したルルーシュは身体にコード継承者の証である刻印(ギアスマーク)が現れているにも関わらず、ギアスも使えるという一見矛盾した状態になりました。それでもとりあえず身体は修復され、ルルーシュは復活。しかし、欲望の残滓によってルルーシュの精神は取り込まれたか、動けなくなってしまい、身体に戻ってこれなくなったと考えられます。となると考えられるのがルルーシュがコードを奪った可能性ですね。しかし、ルルーシュはシャルルを完全否定しています。なのでシャルルが自分からコードを継承させるとは考えられません。もし劇中で語られた方法でコードが継承されていたら、ルルーシュが必ず気づくはずですよね。またシャルルも劇中で語られている以外の方法でなければコードを手放すとは思えません。つまり、ルルーシュやシャルルが知り得ない手段で継承されたと考えた方が自然に思えます。つまり、この時点でもシャルルは完全消滅せず存在し続けている。ということはコードも完全継承されていないという事です。既にこの段階ではC.CもCの世界へ自由に出入りできなくなっていたはず。そのためルルーシュを元に戻すことが出来ません。そこでC.Cは虚のルルーシュを連れ、残っている門を探して旅に出たわけですね。ゼロレクイエムの前後のルルーシュの言動を見ても、ルルーシュは「生き返る」ことを予測していたような素振りが一切ありません。どう見てもコード継承の可能性が頭になかったように見えます。実はルルーシュとC.CがCの世界に入った時、思考エレベーターが動いてたんですよね。C.Cとシャムナが話していた時か、ルルーシュとナナリーが話していた時だったか、その後ろで思考エレベーターがグリグリと上に向かって動いていたのです。シャムナが「動いている」と言ってた通り再び思考エレベーターが動き始めていたのでしょう。また、Cの世界でラグナレクの接続を行うときもシャルルは「ワシとお前の刻印を合せれば新しい世界が始まる」とC.Cに言いました。実際に接触が必要だったということですよね。完全なコード継承者にはなっていませんが、実はここでルルーシュに一つ変化がありました。コンタクトレンズを外す素振りもなく、通常の瞳からギアスが発現する瞬間が描写されたのです。そして、最後にルルーシュはC.Cとの契約を果たすのではないかと思います。要するにシャルルが異常に執念深かったためにルルーシュは本来ありえない「コードを継承しているのにギアスが使える」状況になった、という考察でした。でもこの説だとシャルルが異常に執念深かったおかげでルルーシュはギアスを使える状態で復活し、シャムナを倒すことが出来たとも言えますね。ま、シャムナもそれに巻き込まれて「なりそこね」になったのかも知れませんけど(汗嘆きの大監獄の地下、アラムの門からCの世界に入ったC.Cとルルーシュ。なのでルルーシュは覚悟のない者からコードやギアスを奪い、無駄な犠牲を出さないようにすることで、自らがギアスを使い、多くの人を犠牲にしてきた罪を償おうと考えているのではないでしょうか。その罪を償いきったと思える時まで、C.Cと旅を続ける。「復活のルルーシュ」において、シャルルの「欲望の残滓」が障壁となり、人の意識がどこにも行けない状態になっていた(=Cの世界の理を乱していた)ことが判明します。残滓=残りかすなわけですが、残りかすといえどシャルルは完全に消えていません。コード継承者は自身がギアスを与えた人間が両目ギアス状態になればコードを継承(代替わり)させることが可能です。これはC.Cが前任者のシスターからコードを継承させられた描写から分かりますね。そしてこの理由からC.Cはルルーシュが死なないことを最優先にして行動していました。C.Cはここではじめてシャルルの欲望の残滓が障壁となり、人の意識がどこにも行けない状態になっていたことを知ります。しかし結局C.Cはコードを継承させていません。おそらく今後もそうでしょう。より強力になったギアス能力を完全にコントロールできる状態、これはつまりシャルルと同じ。つまり、ルルーシュはここでようやくシャルルと同じく「達成人」レベルになったと思われます。ここでようやくシャルルの欲望の残滓は消滅したのでしょう。その結果、欲望の残滓に取り込まれていた多くの人の思いは解放され、自らの意思であるべき場所へ戻っていった。それが空から降り注いだ何かだったのではないでしょうか。その結果としてCの世界の理が乱れ、身体の欠損部分の交換にも時間がかかるようになったのではないでしょうか。「多くの人の心残り」は表現の違いというだけで「欲望の残滓」ですよね。この言葉からも、ルルーシュ復活時点では欲望の残滓は消えていないことが分かります。C.Cは額にコード継承者の証であるギアスマークが確認出来ます。前任者のシスターも同じ場所。その結果、C.Cから若干遅れる形でルルーシュは嘆きの大監獄の地下で復活を果たします。
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